フェレットを飼っているのだけど、最近調子が悪い。最近というか2年程前から副腎腫瘍が見つかって、手術では取れない部位なので注射でちらしているのだがそれ以外に調子が悪い。
フェレットを飼育するには子犬1匹分の金額がかかる、と飼う前からわかっていたことだけど、1匹目があまりにもあっさり死んでしまったのでその実感が沸かなかった。けれど今回2匹目の子が病気になって、ちゃんとした病院にかかって治療をするにつれて、すごくお金がかかっている。お金の問題じゃないけれど、週に1万飛んでいくのはさすがにキツいんだ。でも1匹目が調子悪いのに立地の関係*1とわたしが気付かなかったせいで、ロクな治療を受けさせてやれなかったから2匹目の子にはちゃんとした治療を受けさせてやりたい。それはわたしのエゴかもしれないけれど、彼らは一生懸命生きることだけしか考えてなくて、わたしもそれに応えてやりたいんだ。

  • 副腎腫瘍
  • 歯石が口腔でスレてでご飯が食べられない。薬投与。
  • 肝臓の数値が高い。*2薬投与。
  • 腸のリンパ節に腫瘍*3
  • 直腸の横に腫瘍

が今のところわかっている病気。3月にわたしが出産するためにペットホテルに預けたのだけど、そこから調子が悪くなって芋づる式に色々な病気が発覚している。
本人は元気もあるし走り回りたい雰囲気ではあるものの、後ろ足を引きずっていたりすぐ疲れてしまったりしている。前は簡単に昇れたソファも昇れなくなり、ケージの出入りも苦しそう。若かった頃は小賢しくていたずらばかりしていた子だったのに、今はすっかり丸くなって…と考えたら悲しくなった。
この子がいなくなってもわたしたちの生活は変わりなくまわって行くし、手間暇の観点からいうと楽になりさえする。だけどこの子がいたから一緒にいる楽しさや愛しいと思う気持ち、自分以外の生き物に対しての思い通りにならない憤りをわかることが出来た。それは息子が生まれてからすごく役立っている。
土曜日に今のところの最優先事項である直腸の横の腫瘍について開腹をお願いしようと思っている。老い先短い*4体にメスを入れるのはどうかと悩んだのだけど目に見える体調の変化を見過ごすことが出来ないんだ。*5
何を言いたいのかわからなくなってきちゃったけど、わたしのエゴででもいいから元気にさせてあげたい、辛い思いはあまりさせたくないなと考えるわけですよ。

*1:当時はフェレットを診れる獣医が近くにいなかった。

*2:歯石を取るために麻酔をかけて取るのだけどその事前検査で見つかった

*3:開腹しないと良性か悪性かわからない

*4:今6つになろうとしている。フェレットの寿命は6〜12年で、1匹目は6歳になる直前に死んでしまった

*5:便が細くなりあまり出ず、尿も出る回数が減るも本人はしたがる